季節によって増える抜け毛の原因と対策

毛髪5

犬や猫は季節の変わり目に、毛が生え変わるため抜け毛が増えますよね。すぐに床に毛がたまってしまい掃除が大変です。体が毛に覆われている動物の抜け毛は仕方がないことと割り切るしかありません。しかし、人間にとっては、抜け毛は仕方ないと割り切れないものです。

人間の抜け毛には原因と対策がきちんと存在します。それらを理解し、将来の自分の頭皮と髪の毛を守りましょう。

抜け毛が増える季節

動物と同じように、人間にも抜け毛が増えやすい季節があります。最も抜け毛が増えるのは夏から秋にかけて、6月から10月の期間です。夏は、大量の紫外線や汗の影響で頭皮環境が悪くなるため、抜け毛が増えます。さらに、秋にかけて気温が安定せず、一日ごとに暑さや寒さの変化が激しいため、頭皮が血行不良を起こしやすくなり抜け毛になります。

そのため、抜け毛対策には頭皮環境を健康に保つことが重要です。

頭皮環境を整えるためには

頭皮環境を整えるということは、清潔に保つということが大切です。とはいえ、夏に汗をかくのは仕方ないことですし、紫外線も浴びてしまうものでしょう。例えば、紫外線対策に帽子を被っても頭がムレて結局頭皮には悪影響ということもあります。

そのため、清潔感を保つためには日々のケアが必要になります。それは、難しいことではなく1日の終わりにシャンプーで優しくしっかり汚れを落とすことです。また、血行改善のためにもマッサージするように洗いましょう。

他に、帽子をかぶっている時も時々外して風を通すようにしてください。

季節に関係なく抜け毛が多い場合の原因

そもそも平均的な抜け毛の量は、1日50本から100本といわれています。思ったよりたくさん抜けているんですね。いちいち抜け毛を数える人はいないので、自分の感覚で抜け毛が増えていると感じたら、増えていると思ってください。

客観的に判断したい場合、1日の抜け毛の7割はシャンプーの際に抜けているので、排水溝にたまっている髪の毛の量でチェックするとわかりやすいでしょう。抜け毛が増える最大の原因は、髪の毛への栄養不足です。髪の毛に栄養が行かなくなるのは、食生活や環境の変化によるストレス、過度なダイエット、ホルモンバランスの乱れはもちろん、運動をはじめ、髪の毛よりも筋肉の疲労回復に栄養が使われてしまうというケースもあります。

髪の毛に栄養が行かなくなると、毛が細くなって抜けやすくなってしまうのです。運動をするのはとても健康的なことですが、それが原因で抜け毛が進行してしまうのは悲しいですよね。運動をはじめた場合は、以前よりもしっかりと栄養を摂るようにして、体にも髪の毛にも栄養を行き渡らせてください。

逆に、運動不足による血行不良も抜け毛の大敵です。また、男性の場合は、生活習慣や食事にかかわらず、抜け毛が進行してしまう男性型脱毛症(AGA)の可能性もあります。

抜け毛対策

夏から秋にかけて抜け毛が増える原因は、栄養不足というより、頭皮環境の悪化が原因だったため対処わかりやすく効果を実感しやすいと言えるでしょう。しかし、季節に関係なく増える抜け毛に関しては、心身の健康状態が関係しているため改善するまでに時間がかかります。

生活習慣の改善やストレス発散はもちろん重要で、これは、抜け毛以外の不調や病気にも効果的なので意識して生活しましょう。また、自分の頭皮に合うシャンプーを使うことも効果的です。洗浄力が強いシャンプーはフケの原因にもなり頭皮環境を悪化させてしまいます。

体の外側からも内側からも日々ケアを行うことで、抜け毛対策につながります。

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髪の毛に必要な栄養

髪の毛に栄養を行き渡らせるためには、食生活がとても重要です。もちろん食時だけが大切ということではなく、健康的な生活習慣がある上で、食事の栄養バランスもいということが抜け毛対策には効果的です。髪の毛の栄養に必要な成分は、たんぱく質、ビタミン、ミネラルです。

中でも、たんぱく質は体や頭皮をつくるのに欠かせない栄養素です。髪の毛は90%以上が「ケラチン」というたんぱく質で構成されています。そのため、たんぱく質が不足すると、髪が細くなり、抜けてしまいやすくなると考えられています。

たんぱく質不足が直接的な抜け毛の原因になるということではありませんが、抜け毛のリスクを減らすためにもしっかりと接収する必要がある成分といえます。たんぱく質が豊富な食材は、牛肉、卵、納豆などです。また、たんぱく質を効率的に吸収できるプロテインは、健康的な髪の毛や頭皮をつくる効果が期待されています。

育毛や抜け毛対策のためにプロテインを取り入れようと考えている場合は、ホルモンバランスを調節する効果があるとされる「ソイプロテイン」がおすすめです。また、ミネラルは骨や歯を作る他に、筋肉や神経の調節をする働きがあります。

特に、必須ミネラルの亜鉛とヨウ素は髪の毛にとって欠かせない栄養といわれています。亜鉛は、体内で結合され、髪の原料となるケラチンを合成するために必要な成分です。一方で、ヨウ素は新陳代謝を正常に整える働きをしています。

新陳代謝がアップすることで頭皮環境が整えられる効果が期待されています。ミネラルが豊富な食材は牡蠣、いわし、昆布です。昆布に限らず海藻類にはミネラルがたくさん含まれています。さらに、ビタミンは、美肌効果が期待できるだけでなく、髪の毛や頭皮の健康を保つために欠かせない成分です。

必要量は少ないですが、体内で生成することができないため食時やサプリメントから定期的に摂取しなくてはいけません。例えば、ビタミンAは細胞の酸化を緩やかにする効果が期待され、加齢の影響を受けやすい髪や頭皮を健康的に保つといわれています。

他にも、ビタミンB群は頭皮環境整える働き、ビタミンEは頭皮の血流を良くする働きが期待されています。

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改善されない場合は病院へ

生活習慣や食生活に気を付けても一向に改善されない場合や逆に抜け毛が増えてしまった場合は、迷わず病院を受診してください。また、頭皮環境が荒れていて、フケなどが出ている場合も、皮膚科を受診しましょう。しかし、原因がいまいちわからないという人は抜け毛・薄毛の専門医にかかることをおすすめします。

どこの専門医に行けばいいのかわからないという人は近くの病院やクリニックを受診し、相談すれば比較的行きやすい場所の専門医を紹介してもらえます。抜け毛・薄毛は男女関係なく多くの人が抱えている悩みです。恥ずかしがらずに専門医を受診してみましょう。

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